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RAW〜少女のめざめ〜のLOのネタバレレビュー・内容・結末

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

他の方が
ネタバレ隠し無しで公言しちゃってますが、人間を食べちゃうお話です。


「ベジタリアンが肉を食べた」というあらすじや、キャッチコピーを見た時点で大体の内容が予想できちゃう。


 映画沢山見てる人でも「驚く」とか、評価が高め?なのを見て、数少ない上映館に足を運び1800円も払って観たが、良い所が見つけられなかった。オチとしても驚きが薄かった。
肩透かしを受け、金と時間の損をした気分。
こんなんなら、安価な動画配信待つべきだった…とまで思う程の作品。


カニバリズム映画としてもどうしても「ハンニバル」シリーズを思い浮かべ比較してしまうのですが、あれは知性を感じる内容。

 それに比べたら、この映作品には知性どころか、品性も無い。
なにも私は下品(本能的)な映画を否定する気は無いです。そういう映画も好んで観ますし。
しかし、「感情的、本能的」な映画は星の数あるわけで、それに「野蛮、反社会、背徳」である『食人』を絡めたところで何の《意外性》も生まれない。
『人を食べてしまうまでの過程を映した映画』でしかなく、映画には欲しい感覚「観てて楽しい」を感じなかった。

【オチについて】
 ネタバレで隠してるので躊躇いなく述べますと、先に述べたようにオチも驚かないし、楽しくない。
食人は親からの血筋によるもの…というオチなのですが、そんなもの今まで観た本編と何の絡みがなく、まさに「取って付けたよう」な事実。
あのオチが無くても、作品としては何も変わらないのでは…?と思う程。 せいぜい、裏設定で語られてても良いような事です。


【どう観たら楽しめるか】
 私は予測しながら観たので、こんな感想になってしまったのかもしれません。

未鑑賞の方は『映画の予備知識なく、予測もせず、何も考えないで観る』のが、楽しめる方法ではないでしょうか。他人に勧めるときは この条件を満たしてると良いでしょう。

あと、楽しめるのはBGMくらいでしょうか。
LO

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