このレビューはネタバレを含みます
テンポの良い、音楽が軽快な映画。
自分がウナギの生の腎臓を食べるよう強要されたら、間違いなく吐くし、泣いて嫌がるな…。
ウナギの腎臓食べたあとに、アレルギー症状が出たことが、目覚めた証拠?
厳格な親元から離れた寮生活。
初めて食べた肉。
欲と食と性に翻弄される第二次性徴を過ぎたか過ぎてないかの主人公の危うさが良かった。
そういう意味だと、度々挟まれる寮内での乱痴気騒ぎが非常に良い。昼間は真面目な(冴えない)獣医学生。
夜のナイトクラブさながらの大騒ぎでも一緒には楽しめなかった主人公が、最後には誰彼構わずキスしたり…
オープニングとエンディングが良かった。最後まで見て、なるほどな。となる。
しばらく肉はいらないかな。