カンヌで失神者続出！という見出しの記事で興味が沸き、何年も経ってやっと観賞
グロ耐性はあるけど決して好きではないので、見るに耐えないということはなくても終始うわあという気持ちが止まなかった
「え待ってあっちょ痛い痛い痛い！」
「やめろよ……やめろって……」
「あ！あっ、あー…………ああ」
映画館で見なくて良かった。画面から体引くスペースないもの
洒落にならないタイプの青春映画。愛がもたらす慈しみと恐ろしさを感じる
フランス映画だけあって(？)グロはあるけどそればかりではなく、エンターテイメントというよりは芸術作品という印象が強い
監督のインタビューなどをみて、表現の自由さの種類って幅広いなと感じた。世界ってまだまだ広い
個人的にはグロよりも精神的な描写がダメージ与えまくられた
見終わった後に姉、母、父は何を思っていたのか考えると胸が苦しくなる
最初の方のシーンで少し出ただけだけど、ルームメイトと同期の会話を通して同性愛者だろうとヤバいやつじゃなくて彼らも普通の人間だと描写されているんだなーと思っていたけど、後から思うと「普通」について深める上での描写の一部だったのね
二度と戻れない決定的な変化を経験してしまった主人公がこれからどうしていくのかが気になる
