あちゃん

戦場のメロディのあちゃんのレビュー・感想・評価

戦場のメロディ(2016年製作の映画)
3.8

初✨あやちゃん(@tphnys115)とのデートムービー

なんだか泣きたい気分だったので
私チョイスの【戦場のメロディ】です♩( ´ー`* )
あやちゃんお付き合いありがとう ꉂꉂ📢


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朝鮮戦争で戦友と家族をなくし
心を閉ざした若い兵士(ハン)は
戦争孤児の孤児院の世話を任命される。
親を亡くした子供達のために
歌の得意なハンは児童合唱団を作るのだが
人気の出た合唱団は戦地で慰問公演を行うこととなる…

実際に慰問公演を行っていた
「海軍児童合唱団」をモチーフに作られた作品


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同一民族同士の争いである「朝鮮戦争」

いつだって戦争の1番の被害者は
子供達だと私は思う

そして子供の性格や思考は
親の思考が引き継がれ生成されるものだ
親同士のいざこざは子供同士にまで影響する

成長過程で1番大切な時期が戦場だと
その後の性格や思考はどうなってしまうのだろうか…
こーいった作品を見るといつも考えてしまう






親も家族も住むところも失い
路頭に迷った子供たちは
生きていくためには何でもする

作中内で不発弾を拾ってきて
解体して売ろうとするシーンが出てくるのだが
拾ってきたところから不穏な空気に
私の心拍は上がりっぱなしだった






合唱団を通して結ばれた子供たちの絆は
「家族」であり「生きる糧」に見えました
辛い中での唯一の幸せな空間。

歌を歌ったことで親が死んだ兄妹と
戦場でPTSDになったハン
この3人も歌により心を回復させていきます

ほんとに楽しそうに歌うんです
素敵な笑顔で綺麗な歌を。
合唱団が歌うシーンは毎回涙ぐみました




この作品のすごいところは
合唱団の歌うシーンだけじゃなく
戦場のシーンがリアルで次々死んでいくところ

美しいシーンとの対比で
痛々しさが倍増して見えました

そしてストーリーはド直球
だからこそストレートに心に響く





今も尚、休戦中な朝鮮戦争
その現実と再生の物語

なんでこんなマーク数すくないんだろ
もっとたくさんの人に観てもらいたいなと
思えた良作でした💡⠜