Garararara

戦場のメロディのGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のメロディ(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

切ない映画。
戦争がなければ、幸せに暮らせた人々、子供たち、そして兄妹

スニの歌わない理由の告白
ドングが両親に語りかけるシーン
合唱団解散宣言へのドングの意見
スニのソロ
が泣けてくる

実話をもとに


1945年8月15日
朝鮮は日本の植民地支配から解放された
その後の米穀とソ連の影響のもと
北緯38度の分割占領線を境に
韓国と北朝鮮2つの政府が誕生した
民主主義と共産主義というー
互いに違う理念の対立派深まり
1950年6月25日 朝鮮戦争が勃発した

1951年8月
オ・ドング
オ・スニ…人民軍のウタヲうたい父親リンチ死→歌わなくなる

1952年 釜山

ソルリン孤児院
ハン・サンヨル…少尉
チョ上士
パク・ジュミ…孤児院院長、

イラン…拾った不発弾が爆発すると知らず叩いて爆死

ジュウォン…父親も少尉、サンヨルに懐く

合唱団
選考会…ドングとスニ
ドングが歌い出し、他の皆も歌い出す

チュンシク…ドドングと同じ村出身
クッカン
ファスン
クッスン

スニ「もし私が歌って兄ちゃんが死んじゃったら?兄ちゃんを天国に行かせたくないよ。どこにあるのかも知らない。兄ちゃんが大好きだし、ずっとそばにいてほしいの。だから歌わない。絶対に歌わないもん」

石油を盗むためにドングを合唱団へ

「母さん、父さん、元気ですか?俺はーひどい暮らしをしています」

スッキ、プクノ、ヘヨン、クムブン、マクスンは左∶ソプラノ
ジスクは右∶アルト
和音

米軍司令部の前で合唱団の公演

「今からーケンカしろ。正々堂々と戦いケリをつけるんだ。始め」うなだれ「よし、ドングは“ダニー・ボーイ”、チュンシクは“アニー・ローリー”を。同時に歌い間違った方が負けだ。先生、ラの音を。この高さでいいか?」
「合唱ではー違う音を歌い和音を作る。音同士が仲よくすれば今のように美しい歌になる。ケンカしてもいい。たとえぶつかってもそれを和音にしてほしい。衝突を和音に変えーすばらしい歌にするような、意味のあるケンカをしてほしい」

鉄原(チョルウォン)の天馬(ペンマ)高地…戦闘地域
→「戦闘地域は危険だ。今日かぎりで合唱団を解散する」「解散なんて嫌です」「先生のものですか?俺たちの意見も聞かずに決めるなんて」「私たち、ここから出ていくの?嫌よ、行きたくない」「先生の気持ちは分かります。けど俺たちの気持ちはどうでもいいんですか?戦争やシヌことより怖いものがあります。捨てられること、独りになることです。俺たち、合唱団が好きなんです。家族同然なんです。先生は違うんですか?俺たちだけ?」「もう決めたことだ。連れていけない」「多数決がいいわ」「先生まで…」「皆の意見を聞くべきよ」「賛成です」「多数決がいい」「多数決で決めましょう。どんな結果でも従います」
サンヨル以外解散に反対
→トラック2台で慰安の旅
スニがオシッコ、ドング同伴、別でチュンシクは大
迷い、捜索隊
→敵集団と遭遇、銃撃戦
→ドングの胸がに命中、助けに入ったサンヨルの足にも命中
「スニの歌が聞きたくなった。聞いたら元気になりそうだ。先生も言ってただろ?父さんが死んだのはお前のせいじゃない。兄ちゃんは酢煮にもう一度歌ってほしい。もっとわらってー合唱団の仲間とたのしく過ごしてほしいんだ」

1953年7月
ビアノを弾くスニ
休戦
ソルリン児童合唱団
「ある子供が言いました。私たちが失ったものはヨゾラの星になったと。それを聞いて安心しました。私たちが生きている間、星はいつもそこにありー夜空を見上げるたびにあの懐かしい声を聞けるから」
「兄ちゃん、見てる?今から歌うから聞いてね」
スニのソロから

本作のモチーフとなった児童合唱団は
韓国全土で公演を行いー
休戦後は米国議員の前で初めて公演を行った
朝鮮戦争は200万人以上の死傷を出し
朝鮮半島を世界で唯一の分断国家にした
戦争がなくなることを願って…

20230828 737
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