Yuki2Invy

残虐女刑史のYuki2Invyのレビュー・感想・評価

残虐女刑史(1976年製作の映画)
2.5
1976年作品と聞いてたトコロにいきなり冒頭「製作・新東宝興業」とかって出て来るので「エェェエ?」と思ったのですが、1961年の新東宝倒産後に残存したそーいう名前の会社がこの頃はピンク映画をつくってた…とゆーコトらしいのですね(勉強になりました)。監督があの山本晋也+主演も谷ナオミと謳われていたので、こないだDVDが出たのをレンタルして観てみたってコトなのですケドも…

60分強のごく短尺ながら中身は5話のオムニバスで、最初と最後のは(曲がりなりにも)多少のストーリーがありますが特に2・3・4話、そして作品全体としても女を理不尽にトッ捕まえてひたすら拷問するのが内容の9割と言って好い作品です。率直に、映画よりは完全にAVの方に近いヤツかと。その責め方とゆーのもごくワンパターンで、基本は縛って尻を剥いて何やら棒で殴る⇒ラストは流血沙汰でギャア!と終わる…てな流れの繰り返しですね。それらヴァイオレンスなシーンにも真に迫った感じもねーですし、正直ほぼ褒めるトコロが無いのです。まあ、駄作っすね。

もう一点、主演・谷ナオミとかゆーといて谷さんが出るのは第3話だけです(それも助演で、だし)。他の女優さんは正直ダレがダレやら分かりません。コレも正直、詐欺にも近い…という感じっすね。
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