サミー

永遠と一日のサミーのレビュー・感想・評価

永遠と一日(1998年製作の映画)
4.2
追記
2019年2月17日
拝啓、ブルーノ・ガンツ さん

私は大好きな映画のいくつもにあなたがご出演されていて、あなたのご出演されていた映画の多くが大好きでまた勉強もさせていただきました。

どうか安らかにお休み下さいませ。



拝啓、アンゲロプロスさま
そちらはいかがでしょうか?
あなたが去って早5年がたってしまいました。

この作品の
長回しで延々と進むのも好きだしその時間がいつ終わるかもわからないのも好き。暴動や取り締まりで追いかけられるシーンがあるのに本編が基本的に淡々としているのも好き。頭や感性を使わされるのも好き。
好きなアンゲロプロスの中でも1か2を争うくらいに好き。
リカヴィトスの丘で落ちる夕陽を見ながら、1日を閉めるセレモニーを見ながら詩人を思い出しました。この時は私の永遠と一日です。
この作品は私の宝物です。


あなたの新作がもう見られないのがとても残念で心から寂しいです。
サミー

サミー