永遠と一日の作品情報・感想・評価

「永遠と一日」に投稿された感想・評価

マジックリアリズムここに極まれり。
死への案内役であるからこそ、死から離されるいぬ。
ubik

ubikの感想・評価

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冒頭がいい。
トラックアップ
動作の前にカメラうごく
手紙読む
画面からアウトすることでカットしてたのを、画面からアウトしないのに切ることでリズムとか意外性を生む
どこへいってもよそもの
歩く
境。国境、地平線、幽玄と現実、過去と現在
芋

芋の感想・評価

5.0
バスのシーンが素晴らしすぎる。このシーンを撮るためなら2.3人人柱にしても問題ないくらい。傑作すぎる。長回しの緻密な画面構成に唸る。
ブルーノ・ガンツが少年と再会、奥にふらっとバスが停車、そのバスから漏れる灯りが濡れた路面を照らす、訳もわからず二人が走って乗車する…というシークエンスにゾクゾクする。この後に続くバスの車内も、ラストカットも、もう理屈じゃない。堪らない。
hrmnkzt

hrmnkztの感想・評価

3.6
子供のニーっという笑顔がとても可愛い
詩人が言葉を買い、詩を生み出す
お馴染みの黄色い人々が現れる
結婚式のシーン、来客は踊る新郎新婦に連れられ海の方まで椅子を持って移動する姿におかしみを感じる
年老いて伴侶に先立たれる不幸と自分自身がどこにいてもよそ者である疎外感とが混ざり合い、美しい海での日々が更にコントラストを高める
先週アンゲロプロスの7回目の命日だったことを思い出したので、彼の映画で一番好きなこの作品について。

アンゲロプロスの作品で最もメッセージ性の薄いものと思われるこの作品は、それ故に純粋に詩的で芸術的なシーンが際立っていて、殆ど全編絵画のような映像となっている為、一日中どころかそれこそ永遠に見続けられるほど美しい映画となっていた。

この作品を見ていると、ただ人間が歩いているだけで感動する映画こそ至高ということを改めて思い知らされる。

思えばカンヌ映画祭のパルムドール受賞作に興味を抱いて色々調べたときにこの作品の存在を知って、その崇高とも言える芸術的映像作りに感動したのが映画における芸術要素を重要視するきっかけともなったから、そういう意味でも自分の中で大きな位置を占める映画。

同じ年に出品されたフルスタリョフ、車を!に賞が渡らなかったのは不服だったけど、この作品に最高賞が授与されたことに関しては妥当すぎるとはいえスコセッシら審査員に感謝したい。

それにしてもアンゲロプロスがこの作品ほど芸術的要素を意識し始めたのは、ちょうどタルコフスキーが亡くなってからのように思えるのだけど、やはり同じ長回しの使い手の逝去に思うところがあって彼の作風をより意識した結果なのだろうか。

このレビューはネタバレを含みます

旅立ちを控えた老人と車の窓拭き少年のロードムービー。
主人公である老人が詩人というのもあって、全体的に言葉が美しい作品である。
特に亡き妻が書いた手紙は、繊細な文章から愛が滲むようで素敵だったなあ...
霧が深くひんやりとしたヨーロッパの風景と、犬が良い味を出している。
ぐっとくる場面もたくさんあった。
朝、音楽をかけると、同じ曲で誰かが応えるシーン。
家政婦の息子の婚礼のシーン。
そして、少年が19世紀の詩人ソロモスを真似て老人相手に「言葉を買う遊び」をするシーン。

明日の時の長さは?永遠と一日。
言葉は全ての過去を連れ戻す。
言葉で君を連れ戻す。

アルガディニ=とても遅く
現実と虚構を行き交う映画
結婚式のシーンと詩人のシーンがすごいね
現実に虚構を介入させる瞬間がパンでスッと…

ただ長い この雰囲気とあの地域の言語が合わさると眠くて眠くて…
jack

jackの感想・評価

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睡眠を十分摂ってから挑んだはずが、中盤から爆睡。後半の入れ替わり立ち替わり人が登場するバスのシーンが印象に残っている。要再見。
参りました。フェリーニ顔負けのバス、乗り込んでくる乗客もいいが切り返しの2人のショットが最高。そして濡れた路面の色気
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