「 スパイダーVSマン 」
大都市NYに巨大蜘蛛🕷が襲来して人々を襲う話。
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邦題はスレスレどころかOUTなラインを踏んでいるが、思っていた以上のモンスターパニック映画。子蜘蛛や巨大蜘蛛の耐久性が高すぎるが故に、軍が全く使い物にならない点が寧ろ好感度 高い。
人知を超えた生命体を、私利私欲のために掌握しようとする人間の愚かさがよ〜〜く描かれていたね。そうやって何でも人間の都合で全てを思い通りに出来る、と傲慢になっているから、蜘蛛に食い散らかされるんだぞ。
でも、欲を言えば攻めの描写として、もっと気色悪くて生々しい産卵、孵化からの→蜘蛛たちの豪快でグロさ満点のもぐもぐタイムの一連の流れも観たかったかな。
最後の終わり方は王道なものの、わりと好き。
本来であれば、この大パニックを引き起こした軍や政府がケジメをつけなければいけないのに、蜘蛛とは何の関係もなかった一般市民パパが尻拭いする羽目になってて不憫だなあとは思った。巨大蜘蛛相手に、よく1人で立ち向かったな。軍すら全滅した中で生き残ったパパは人類の英雄だね。それと、巨大蜘蛛襲来によって夫婦関係・娘との関係が修復されたのは万々歳だよね。当たり前の日常が崩壊して命を脅かされるような場面になったら、本当に大事なものは何なのかが見えてくるのかもしれないね。
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