ヨルダン北部、国境に近いところにあるシリア難民キャンプ、ザータリでの人々の暮らし、生き方についてのドキュメンタリー。
いつだって真実は笑顔の裏にある。という言葉が心に残りました。
1度難民となると、平均17年程度キャンプで暮らすことになるようで、国に戻った時にまずその空白期間を埋めるために教育から始めないといけないので、とても道のりが困難だと、改めて思いました。
ヨルダンは難民を相当受け入れていて、アブドゥッラー国王(噂の水戸黄門)は難民でも通える学校を提供しているけれど、トラウマで学校に行けない子もいる。
そういえば、これが撮られた2014年の頭ですが、アンマンのシリア大使館前には扉を叩き、受け入れてくれ、と叫ぶ人であふれかえっていたなぁって思い出しました。死海のほとりとか、けっこう南の方までかなり難民キャンプが見られてましたが、やはりザータリの規模はすごいですね。