にゃんこむ

白い肌の黒人 -アフリカのアルビノ迫害-のにゃんこむのレビュー・感想・評価

3.5
貧困や肌の色などで差別されることは多い、ことアフリカに置いてどんな理由よりも生き難いのは『アルビノ』である。

アルビノは遺伝子疾患で、ある18個の遺伝子に変異があると、人間は白化すると言われています、

アフリカに住むアルビノの人々は、容赦のない日差しの影響で、ただでさえ弱い皮膚はガンに浸食されやすい。
さらには差別から、定職に就くことも難しかったり学校ではいじめのターゲットにされたりすることもある。
彼らの人生をより過酷にするのは呪術師の存在です。。
呪術師ははまじないの道具としてアルビノの手足や髪の毛を欲し、それを売って金儲けしようと企むアルビノハンターたちからアルビノの人々は命を狙われます。
実際に襲われ腕を切り落とされた人もいるんだとか……。

けれど、支援者たちは差別撤廃の為に運動したり、彼らの皮膚がんを治療するためのチームを組んだり様々な活動を行っています。

個人的にはアルビノって特別で、神々しいとさえ思います。
だって綺麗ですもん。憧れる。
けれど彼らにこんな過酷な現実があるとは思いませんでした。進行した皮膚がんの症例なども出てきますが、それを見ると決して「アルビノに生まれたい」なんて気軽な事は言えません。
彼らも彼らで大変な思いをして生きているんだなぁということがわかり、ちょっと反省しました。
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