ジャガーを配信している動画配信サービス

『ジャガー』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ジャガー
動画配信は2026年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ジャガーが配信されているサービス一覧

『ジャガー』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

ジャガーが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS
music.jp

『ジャガー』に投稿された感想・評価

4.0
【台本なきフィクションを通じて】
日仏学院メディアテークで借りたジャン・ルーシュBOXにて『ジャガー』を観た。本作は日本では全く知られていないがジャン・ルーシュの映像理論を知る上で最も重要な作品となっている。一見するとドキュメンタリーにしか見えない本作だが、台本なきフィクション作品として作られているからだ。そしてこの構成を通じて社会システムを鋭く描いている。

映画だけだとこの背景がわかりにくく「ジャン・ルーシュ 映像人類学の越境者」といった資料を必要とする作品ではあるのだが興味深く観た。

本作はニジェール出身の3人の男を中心に描くロードムービーである。3人は占い師にゴールドコーストへの旅の行方を占ってもらう。困難な旅であるが帰って来られれば良いことがまっていると告げられる。3人の冒険は始まった。旅先で仕事を通じる彼らを通じて移民のメカニズムを描いていく。

本作はロバート・フラハティに近く、撮影した映像を被写体に鑑賞させ、フィードバックを反映させる形で制作されている。映画では徒歩による過酷な旅、旅先でのハードワークが描かれているが、多くは監督と役者との間で生み出された虚構である。しかし、横転したバンを物色する場面など、撮影の時に遭遇した事象を前に即興的に物語を作っている部分も多く、それがドキュメンタリー映画としての雰囲気を強めている。

そして映画はアフリカ人の間でも資本主義のメカニズムが根強く浸透しており、より豊かになろうとする気持ちが出稼ぎ労働者の動機となっている本質を捉えている。

ジャン・ルーシュ映画の胡散臭さは一昔前までは酷いとし一笑していたのだが、調べれば調べるほど一筋縄ではいかない作家だなと痛感させられる。ドキュメンタリーはありのままの真実を伝えるものではない。そこには脚色が入るのでフィクションであるといったことを聞いたことがあるのだが、ドキュメンタリーのようなフィクションでもってジャン・ルーシュは証明し、その証明を通じて現出した特性でもってアフリカ社会を捉えようとした記念碑たる一本といえよう。

余談だが、散髪屋の場面で少年をスキンヘッドにする光景が観られるのだが、皮膚を傷つけず綺麗にスキンヘッドになっていく過程はYouTubeでスキンヘッド動画をよく観る私から観て芸術点が高かった。
川
4.4
ニジェールのサバンナに暮らす主人公達からの視点で独立前夜のガーナを捉えた映画。であると同時に、行って帰ってくるって構成や主人公達の最高さ、テンションの高さによってジャック・ロジエみたいな多幸感溢れるヴァカンス映画にもなっている。

独立以前、イギリス領でゴールドコーストだった頃のガーナに主人公達が出稼ぎに行った3ヶ月間の映像があって、独立後に主人公達のうち2人が再度集まってその当時の映像を見て懐古しながらセリフをフランス語で当てたり互いに自分の経験について話した音声が乗っている。
まだガーナがゴールドコーストだった頃っていうテキストから始まる。主人公達の暮らしていたのはフランス領で近代化されていないような場所なに対して、ガーナでは独立運動があり近代化が進んでいてイギリスの文化も入ってきていてっていう形で大きく違う。そこに主人公達が一時的に労働しながら暮らす形になっていて、さらにカメラが主人公達に近いので、主人公達と一緒に当時のガーナを発見していくような感覚がある。
最初は全員でゴールドコーストに向かうところから始まって、そこからそれぞれ違う場所に別れて季節労働しにいく。別れる前は主人公達が楽しそうに旅してるのを見るのが楽しくて、別れて以降はこれがすごくてさ〜とかこいつ最高で〜みたいな感じで互いに説明し合ってるのを聞きながら映像見るのが楽しい。
風俗や街、労働の様子、小物、人々とその暮らしなどその当時の様子がてんこ盛りで、たまにはっとするくらい美しい景色が出てきたりする。
最後はまたニジェールに帰ってきて以前の日常に戻る。そして冒険帰りみたいな高揚感や少し自分が変わった感と共に爽やかに終わる。

英語wikiには当時ヨーロッパにあったアフリカの人々への一面的な見方や、既存の当事者視点の欠けた一方的な視点のドキュメンタリーへのアンチテーゼとして見れるって書いてあった。それだけでなく、当時のガーナや主人公達のスナップショットとしてもヴァカンス映画としても最高な映画。
REDRUM
3.8
フレンチニューウェイブに多大なる影響を与えたお方なのに全然評価されてなくて悲しい...