久々に、めっちゃ感動する映画を観ました。
もちろん、実話です。
なんとなく、「シンドラーのリスト」や「杉原千畝」のようなユダヤ人を脱出させるストーリーかと予想して鑑賞しましたが、予想をはるかに超えて、人道的であるだけではなく、緻密で計画性があり、愛と将来性と夢のある内容でした。
そして救った子供達がいろいろな国でいろいろな職業で活躍していて、賢い両親、教育熱心な里親、救われた命を大切にする子ども、本当に全てが良いと思います。
私が特に素晴らしいと思ったのは、ウィントン卿が、この人助けのことを自ら語らないまま何十年も過ぎたこと。彼の人生において他にも様々な局面で最善を尽くしてきたこと・・素敵です。
逆に残念だと思ったのは、ユダヤ人の子供が宗教に関係なく里親に引き取られ、結果、キリスト教など他の宗教の信者となることについてユダヤ教のラビが反論を唱えたことです。自分達では子供達を救えないくせに、なんて了見の狭い😔
⭐️映画の終盤、感動して涙が溢れました。
平和や思いやりの心について考える意味で、世界中のたくさんの人々がこの映画を観て、何か行動できたらいいな、と思いました。