聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのこのゑのレビュー・感想・評価

好きな監督。
作品を観れば観るほどどのようなものを吸収して生きたらこんな映画を生み出せるのだろうと感心が溢れ出てしまう。
マーティン役の奇演技、結局は強かでずるい女性陣、知っているようで知らない身近な人の事、復讐は永遠に復讐をループさせる虚しさ。
冒頭から終わりまでずっと不気味な雰囲気で崩れず、エンディングを迎えても今後も続くであろう消化できない気持ちが見えて終始落ち着かない、そんな監督の世界が私は大好きです。