みちゃまる

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのみちゃまるのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

心臓外科医のスティーヴンは妻と2人の子供達と何不自由なく暮らしていた。彼は父を亡くしたマーティンという少年を気にかけ、金銭的援助を行っていた。しかしマーティンを家族に紹介し家に招き入れた日から、奇妙なことが起こり始める。

ギリシャ悲劇の「アウリスのイピネゲイア」が基になっているらしいが疎いので分からなかった。
目には目を、奪われたら奪い返すという言葉がしっくりくる胸糞ストーリー。終始不穏な映像と音楽。一見上手く行っているようで実は不協和音だらけの家族。
この夫婦、どこまでも自分のことしか考えていない。スティーヴンの人間性も酷いけど、個人的に1番怖いのはさらっと耳を疑うような言葉を放った妻のアナかも…。
マーティンの正体は結局なんだったんだろう?ギリシャ神話で言うアルテミスなんだろうけど…。
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