ま

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのまのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ロブスター」の監督が放つ独特過ぎるホラー?サスペンス?なんとも言い難い作品。
一言で言うと「不気味」な映画で後半にいけばいくほどなかなかの不快感が味わえます。

心臓外科医として成功している男(コリン・ファレル)。綺麗な妻(ニコール・キッドマン)、可愛い子供二人もいて何不自由なく生活していたのだが、以前診ていた患者の青年と交流をもつようになるとおかしな事が次々と起こり始める…。

青年は言う。
まず足が動かなくなる。
続いて食欲がなくなる。
最後に血の涙を流し死ぬと。
誰か一人選んで殺さないとみんな死ぬよと。

何言ってんだって感じなんだけど、本当にその予言通りの事が起こり始める。

淡々としているんだけど効果音がめちゃくちゃ怖い。日常っぽい風景・明るい景色に反してゾワ~~ッていう効果音が不気味。

青年のキャラクターも不気味。
ストーカー?メンヘラ?殺人鬼?悪魔?色々なことを想像させるんだけど
結局何やねんこいつわ…とつかみどころのないキャラだった。

で、何なんだ?!と謎を残し最後までスッキリしない便秘みたいな映画だった。
ま