「家族1人を犠牲にするなら子供。次の子供を産めば良い」なんていう発想になる親もやばいと思うが、でなければ一家全滅という選択を迫られると壊れて当然かもなとも思わされたりもしたけど、明らかにラストのロシアンルーレットは親父の意思が入っていた様に思う。呪われて当然の両親だと結果的に滲み出たが、無実の子供達が呪いのターゲットにされる理不尽さ。罪とは無実の人間を巻き込む事だなと深く気付かされた。どんな呪いの儀式だったのか聖書を知らない自分にはよく分からなかったが、バリーコーガンは自身にも呪いをかけてるよな。家族とシンクロしている様にも思えた
ヨルゴスランティモスの音響の使い方、しつこいくらいの鳴り響く不穏な音。鳴るたびに映画に引き込まれて、観客側も呪いをかけられている様
哀れなるものたちが楽しみです。