ちぃ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヨルゴス・ランティモス作品は初鑑賞。
ストーリーからカメラワークから何もかもが独特!クセになりそう…。

不条理?因果応報?受け取り方は恐らく人それぞれ(私はどちらかと言うと後者かな?)。
何を伝えたいのか、何を考えさせたいのか、明確な答えは返って来ないんだろう。

不協和音のホラーっぽい音楽に恐怖心を延々と煽られ続けて、とても疲れた…。

「自ら犯したのではない罪の代償として犠牲になるなんて勘弁してくれ!」って荒ぶる描写が無くて、冷静に自分だけは助かろうと画策する家族の様子に震えた。
その分、めちゃくちゃ理不尽な呪い(?)をかけてるはずのマーティンが1番無垢な存在に見えてくる。
「ベルファスト71」の時点ですごかったけど、今回もバリー君がすごい…。
ニコールもコリン・ファレルも子役の2人も良かった。
(パンフ読んでてニコールがコリンよりだいぶ年上なの知ってビックリ💦)

18-31
ちぃ

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