とり

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのとりのレビュー・感想・評価

3.7
終わった直後は何だこの映画、と思うけど、一つ一つのセリフを思い出すとじわじわ筋が通ってくる。
娘の歌が物語の核を語ってるのかな。そう思うと、最後のみんなで媚びるシーン(笑)はなんとも虚しい。個人的には息子が一番ぐっときたけど、まぁそうなりますよね…。
モデルの「アウリスのイピゲネイア」と結末が異なるのはエンディング後に意味を与えるものなのかなぁとか、考えることはいっぱいありそう。

どんな原理でそんな現象を起こしているんだ、とか考えちゃうと評価もひっくり返るので目をつぶって、後半はハラハラできて面白かった!
とり

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