完成した映画を見たときの福山雅治の驚愕は想像するに難くない。
『なんやこのケッタイな映画は?ワシの口、パペットムービーみたいになっとるやんけ!』(福山雅治が関西弁でびっくりしたらこんな感じ)
天神製薬の顧問弁護士であるドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が殺人の容疑をかけられて西日本を逃げ回る!
それを追う、心に傷を負った矢村刑事(福山雅治)との壮絶なアクション!
単純なストーリーだが次から次に現われるオマエ誰?状態が観客の思考をストップさせる。
天神製薬はショッカー顔負けの悪の組織で、ラストはまるで仮面ライダー対蜘蛛男。
仮面ライダーはショッカーの世界征服を阻止することができるのか!(嘘です。けど、そんな感じ。)
アップシーンの乱用はアクションの質を低下させており、ジョン・ウーも歳食ったなあ〜と感じざるを得ないが、本編終了後の福山雅治とジョン・ウーのスペシャル対談映像の中で、『君よ憤怒の河を渡れ』のリメイクをやりたくてやりたくて仕方なかったんだ!というジョン・ウーの思いがヒシヒシと伝わってきたので、ちょいとスコア1点アップ。
『ほんま、ケッタイな映画やけどワシの口パク見にきてやぁ〜』(福山雅治が関西弁ならこんな感じ)