これは、最高のエンターテイメントだ！
連続殺人、時効による無罪、殺人手記など人の感情を逆撫でする出来事の数々。
身内を殺され残された人達は犯人に怒り、憎しみ、嫌悪感を露にする。
連続殺人犯役にはクズ役に定評のある藤原竜也さん。
流石ですね。真面目に見えつつも、サラッと人の心を刺す言葉を口にする姿はまさにそれ！
22年前に犯人を逃した刑事役の伊藤英明さんの演技も素晴らしく、一番この事件に関しての当事者であり、けれど、その憎しみを内に秘める演技は見ていてドキドキしてしまう。
そして、何よりもスピーディーに展開される物語！
犯行から22年の歳月を5分位で説明する手腕におお！と思わされ、ある種のドキュメンタリーを見ているような感覚や、私達が目にしているニュース番組を見ている様。
世間を巻き込む劇場型展開だからこそ、この作品にリアルを感じてしまう。
なぜ、時効を迎えたにも関わらず犯人は名乗り出たのか、動機はなんなのか？
その奥にある闇を是非堪能してはいかがでしょう。
かなり、オススメです！
