大規模な停電に直面した家族がサバイバルな生活、避難を強いられるお話ですが、
もっとサバイバルな内容だと思って観始めたが、、、
お父さんの大決断がここまで非現実的だとバカバカしくて観ていてアホらしい。
そこがコメディなのだが、
内容や演技そのものはそんなにオチャラケでもふざけ過ぎたものでもなく
あまり笑えるものではない。
あらすじ、設定自体が非現実過ぎてあり得ないと思いながらも、これに近いことは実際に起こりえるものだとも思えてくるから不思議だ。
東京都心で1週間以上停電が続き、情報が何も無ければある種のパニックになるだろう。
そんな時、落ち着いた行動が必要になってくる。
何よりそう言った状況になった時、慌てないでいいように、間違った行動をとらないように
日頃からどのような備えをしておくべきかを考えよう、と人によってはそう思う作品になるのかも。
水、非常食、etc. 1週間くらいのサバイバルには耐えられる備えの大切さを思い起こさせてくれるような
テーマ自体は真面目な作品なのかもしれない。
ややコメディタッチで非現実的に物語が進行していくので
暗い気持ちになることはない。
まあいいか? それなりに面白いところもあったし
ハッピエンドだし、二度と観ようとは思わないけどね。