Garararara

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~のGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

聴覚障がい者の世界が垣間見える

キーン
ルーベンの聞こえ方

聞こえず、手話も分からずはきつい

「難聴はハンデではなく治すものではない」

社会(ルーと共に)で生きたい
手術→思った聞こえ方じゃない
→聞こえなかった時の方が楽?
幸せとは?

エンディング後の静寂がすごい


ルーベン・ストーン

ルー

ヘクター

検査
聞き取れる音は右耳が28%、左耳が24%
最大音量で全体の70-80% を聞き取れない
「芳しくない」
失聴の原因が大きな音を聞き続けたせい
→まずは大音量にさらされる環境を取り除くこと
人工内耳の埋め込みも…4-8万ドル
聴力は戻らない→残された聴力を維持

ほとんど聞こえない中でドラム演奏

聴覚障がい者のコミュニティ
パソコンで音声を文字化
「(インプラントの)手術まで休業だ」

「大事なことだから先に言っておく。我々が探しているのはここの解決策だ。(額を指し)ここだ。(両耳を指し)ここじゃない。ルーとも話を」「OK」

手話を学んで基盤を作る
教会が難聴者を支援…信仰は無関係「教会は困ってる人を助ける」
「仲間と共同生活をし外界との接触や電話は禁ずる。試した結果これが一番有効だ」

苛立ち機材を破壊するルーベン
“あなたには支援が必要”「俺に必要なのは自分の口に突っ込む拳銃だ」

「ルーベン聞いて。自分を傷つけるのは私も傷つけるってことよ」
コミュニティに置いていかれ「ひでえよ」

事務室?に忍び込みメールをチェック
ルー“ルーベン、私のためだと思って頑張って”

「何のマネだルーベン?」屋根のひさしの修理「君はやらなくていい」
「君にちょっとした課題を出そう。朝5時半にコーヒーを用意しておこう」→5時「その部屋で何もしないでいる」紙とペン「気持ちが落ち着くまで書き続けろ」

少年と滑り台の鉄板で“音”の交流

指文字勝負

仲間の女性にヌードの絵のタトゥー

ポリバケツでドラム教室
フェイント(笑)

「来た当初の君はフクロウのようだった」
“抜かせ”…ファックユー(中指立て)

「ここでの生活を続けてみないか?」
「ここで働き生きていくのもいいと思う。私のプログラムを手伝うか、学校で子供たちと関わるのもいい。両方でも。とにかく、少し考えてくれ」

トレーラーの音響機材をタトゥー女性に現金で売り払ってもらう

プリンス難聴外来

ピアノに触れ振動で音を生徒たちと“聴く”

トレーラーも売却…戻す時は原状復帰
→売却費用で手術
“手術は問題なく成功しました
外耳道が機能していないため今は何も聞こえません
4週間後におトイレをするため、また病院に来る必要があります”

「戻ったのか?」「やってやった」「何を?」「手術だ」
「自分の人生を守るためだ。誰も俺の人生を守ってくれやしないんだ。ここにいて何が残る?だろ?時間だけが過ぎていく。俺がいなくなって誰が気にする?誰も気にしない。世の中なんてそういうもんだ。分かってる。ただ時間が流れていくんだ」「君に聞くが、毎朝の課題でじっと座っているとき感じることはあったか?静寂の瞬間を。君は正しい。世界は動き続けていて残酷な場所にもなる。だが、私にとってはその静寂こそ心の平穏を得られる場所だ。その場所は決して君を見捨てない。だけど…もう心を決めたんだろう?この選択で君が幸せになれるよう願ってる」「ありがとう。できればでいいんだが、トレーラーを買い戻すのにカネがいる。俺たちの暮らしを知ってるだろ。トレーラーが家なんだ。俺たちのな。カネは必ず返す。時間がなくて借りたいんだ」うなずき「ルーベン、どういう状況か知らないが、話を聞く限り依存症がぶり返したように見える」「違うよ、そうじゃない。誤解しないでくれ。ちゃんと自分を制御できてる。ルーの父親は金持ちだから工面してくるさ。何てことない。本当だ。バカなことを聞いて悪かった」「OK」「せめてここに耳が治るまで4週間置いてくれないか」「私たちの信念は君も知ってのとおりだ。難聴はハンデではなく治すものではない。重要な理念だ。子供たちも、私たちも日々そのことを心に留めている。この場所は信頼に基づき運営されている。信頼を失ったときもめ事が起きる」首を振り「それは避けたい。配慮すべき人が大勢いる。だから今の君に言えるのはこれだけだ。今日中に荷物をまとめて移れる場所を探せ」
告げた悲しそうなジョー

音入れ
思った聞こえ方と違う

ルーの家へ

街の雑踏
器具を外し静寂
→エンディング

20241114 1298
Garararara

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