父と二人暮らしのチャーリーは家計を助けるために競走馬の世話をする仕事を始めるが、父親が愛人の旦那に撃たれて死んでしまう
「僕に構うな!」
わずか15歳で天涯孤独の身となったチャーリーに追いうちをかけるように可愛がっていた競走馬ピートがレースに勝てなくなり殺処分されてしまうことになる
「競走馬はペットじゃないわ…勝たなきゃクビ。」
チャーリーは車ごとピートを奪って逃げ出し、ワイオミングにいるはずのマージー伯母さんを訪ねて、犯罪を繰り返しながらも突き進んでいく
「こんな僕は見せたくない。」
あまりにも無知で、あまりにも無力で、どうしようもなく残念な選択肢を選び続けるチャーリーに共感はできないけど、ラストはこれで良かったと思う。
「もう離さないわ。」
邦題からのイメージとは全然違ってたんで、原題の"Lean On Pete"の方がいいね。
「怖い夢を見る。」
なんつーか重要なはずのシーンも淡々と過ぎていく感じがして、それが尚更リアルに思えて良かった。