【A24映画を観る-55】
幼い頃に母親は家出して、父親と2人で暮らす16才のチャーリーは家計を助ける為競争馬を世話する仕事をはじめる
ある日、愛人の旦那が家に乗り込み父親は大怪我を追い…
馬と…
馬好きにとって、競走馬の世界の残酷さに私も胸が痛んだわ。
チャーリープラマーは実際に長期間馬の世話をして、触れ方、歩調、距離感まで自然に見えるようにしたんだって。
しかも馬も1頭じゃなくて、同じ見…
この映画に造形された1人の少年は、かつて少年期を生きた者よりも、もしかすると、少女期を生きた記憶に、深く結びつくのではないか。そうであったことも、そうではなかったことも含めて。
監督・脚本はアンド…
どうしようもなく孤独で
圧倒的に何かが足りなくて
常に独りよがりでもがいている
主人公から終始目が離せなかった
度重なるどん底の毎日の中で
出会う色んな人たち
決して悪い人たちばかりではないけど
…
綺麗な景色とは対照的に、次から次へと追い打ちをかけるように悲惨なことが起きる。
この年齢の子には背負うものが大きすぎる。
チャーリーはあたたかいものを食べて、眠って、どうかどうか心身ともにすこやかで…
少年が馬と一緒にとぼとぼと荒野を歩いている。
おカネも食べ物もないのに、少年は馬をどうにか救おうとしている。
たぶん、この光景を一生忘れない。
人生そのものじゃないか、と思う。
それにしてもチャーリ…
イントゥザワイルドがとても好きなので同じ系統かと思って視聴。
天涯孤独な少年のロードムービー。
旅の映画がとても好きだなと思う。
風景の美しさ、出会う人の温かさ、それでもどうしようもなく付きまとう…
悲しむ暇もなく最悪なことが次々と降りかかってきて、ずっと処理しきれずでも生なきゃいけないから無理矢理歩き続けているような
伯母さんに会えてちゃんとピートの死を悲しめててよかった
ピートと一緒に歩いた…
最初のシーンの、チャーリーが朝のゴミ捨ての際にふと一瞬止まって走り出す。
そしてどこまで走ったのか、途中で走るのをやめて息を切らしながらどこかを見つめつつ、何かを探しているかようなあの顔の表情が心に…
© The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2017