A NIGHT OF HORRORS
THE SHINING
PSYCHO
こんなアメリカのドライブインシアターの二本立てあったら、どうします？
ちょっと寄っていこうかなと思いません？
この映画は、このドライブインシアターを、竜巻が襲います、笑
今作は1996年作、アメリカの竜巻多発地帯で、竜巻に極限まで接近して、観測センサー･ドロシーをその中心に据えようとする研究者チーム「ストームチェイサー」のお話
ただ、研究チームというスマートさは微塵もなく、泥臭い命知らずの竜巻ハンターたち
車を疾走させてアメリカの大地をガンガン竜巻に向かって挑む姿は、薄暗い積乱雲を頭上に、だだっ広いトウモロコシ畑を突っ切って、その空気感や匂いまで嗅げるかのような臨場感
チームの中心ジョーは、若き日のヘレン･ハント。白のタンクトップに短パン姿が眩しい
そのジョーの離婚寸前の旦那さんビル役に、亡きビル・パクストン。むちゃくちゃ格好いいです
そして、チームのムードメーカーに、みんな大好き、フィリップ･シーモアホフマン。若かりし日の姿も、やはり愛嬌たっぷり、躍動感ある演技とあったかい笑顔に最高に癒されます(亡き…と書きたくないですね)
また、このチームと偶然行動を共にするビルのフィアンセが、普通の感覚の人だから、余計にチームの没入感が際立ち、なお良い感じ。
日本の藤田スケールで測定されたF5の竜巻は、驚異的。牛もトラクターも飛ばされる竜巻ってどんなだろう？想像しがたい威力です。
当時、最先端と話題になったCGは今観ても圧巻！！(贔屓目もあるかも知れないけれど、笑)
とにかく何度も観ていて、どうも郷愁を誘うので、私にとっては忘れられない思い出の映画なのでしたー笑
あ、そうそう、エンドクレジットのギターの曲は、ヴァンヘイレンですよ！
