試写会で鑑賞。
新宿に生きる2人の孤独を抱えた青年の物語。
合間に展開される、学生団体の活動。
徐々に登場人物たちが絡み合ってきて、なんとも息苦しくなってきてしまって…後編ではどうなってしまうのか…
現代の孤独感て、闇・病みだよな、と改めて思ったし
でもだからこそ、愛情とか友情とか情熱って少しの希望な気もするし
でもそれがあるゆえに生まれる孤独感もあって…って
劇中のセリフのモチーフであり、サン=テグジュペリの言葉「人類が最後にかかる病気は希望という名の病気である」が、もうまさに。
寺山修司原作で、菅田将暉とヤン・イクチュン。この組み合わせも、とても良い。
そんなちょっと重苦しい展開の中、ユースケ・サンタマリア扮する"片目"がすごく暖かくてユーモアがあって、ちょっと幸せな部分だった。
そして、エンドロールで流れるBRAHMAN「今夜」も、いつになく温かくて優しい歌で、安心感を与えてくれました。
後編も楽しみ。