ボクシング映画ってなんか好きで、
それは何でだろうか、って思うと、
路上で殴り合うとは違う、
血が出るけど違う種類の、スポーツとしての憎み合いっていうのが、
痛いなーと思うけどがんばれーって応援できる、
なんかそういう不思議な魅力があるのではないかと推測しています。
ずっと青春してるみたい。
憎んだ方が勝つ、んやけど、
憎みきれないときもあるよね。
「アニキ」は常に応援したくなる。
菅田くんも、ヤンさんも、女優さんも、みんな身体をはってる。
毎日身体をはって生きてる人ってのは、
やっぱりエネルギーに満ちてて、
うまくいかないことももちろん沢山あるんだけども、
生きてるなぁ、と思う。
おじさんコーチも良い味。
人間くささ、を観る映画だと思います。
総じていうと、好きなほうです。