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バンコクナイツのharu3uのネタバレレビュー・内容・結末

バンコクナイツ(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

バンコクの歓楽街・タニヤストリートで働くタイ人の娼婦と、それを取りまく日本人の男たちの物語。


テーマを詰め込みすぎてどれも薄味の上、回収されない伏線が多いため不完全燃焼に終わりました。とにかく、3時間の長尺が辛い。
本作で描かれる日本人男性が揃いも揃って下衆ばかり。且つ、演出だとしても棒読みっぷりが目に余る。。「日本人で良かったですね」って皮肉は効いていましたね。現地の人々を見下す男性たちへの不快感は勿論。格好付けているオザワさんも、私には同じ穴の狢に思えるよ。

喧騒のネオン街を走るトゥクトゥク。ノンカーイの夕日。バイクの並走や水面に映るパレードの横移動等、美しい画もたくさんあっただけに、そして音楽がとても良かっただけに、はまれなくて残念です。
もう少しロードムービー色が強ければ好みだったかなあ。

徹底して暴力や性描写が排除されている点は新鮮でした。
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