バンコクナイツの作品情報・感想・評価

「バンコクナイツ」に投稿された感想・評価

migihidari

migihidariの感想・評価

3.8
主人公が立ち寄った寺院で、アンカナーン・クンチャイ氏の語りが淀みなく歌に転じていくその声と旋律に涙が出た
うろ覚えですが、あれは魂の慰めの歌だったと思います
下衆ぽい人達のエロ漫画?なんて偏見を持ちながら観に行ったものの、この作品をきっかけに空族のファンになった。バンコクのバキバキのネオンと湿度の中にあるギラギラした欲望みたいなものがリアルに写し出されている。
楽園てどこだ?
ここじゃないどこか?
どこかってどこだ?
こころのなかだ!
べん

べんの感想・評価

3.5
テアトル新宿にて。監督キャスト登壇回。後半の爆発音にビビった記憶。
上旬

上旬の感想・評価

3.7
【2017年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『サウダーヂ』で一躍その名を轟かせた映像集団「空族」による作品。空族作品はソフト化や配信はしない方針らしいが、衛星放送での放送を親が録画していて観ることができた。

正直いらないシーンはたくさんあるし、登場人物が多くて前半は覚えられないんだけど、後半からは少し絞られてきて概ね何が言いたい作品なのかが分かってきた。

オザワは他の日本人と違って、よく言えば良い人、悪く言えば根無し草。なんとなくどこにも足がついていないしつけようとしない。そんなオザワに変化が起こるのが海のシーンからの銃購入シーン。

他の人のレビューを読んでなるほどと思った。銃というのは「タイで生きること」の象徴的表現なのだと。冨田監督が「銃、女、ドラッグはタイの象徴」ということを言っているらしい。

まあそんな難しいことは分からなくても、「なんかスゴいものを観てる」という気持ちにはなる。個人的にはそんなに長く感じなかった。

映像は美しいし、シュールなシーンもあったりして飽きない。また戦争の爪痕も垣間見えたりと画面を観ているだけで楽しい。

確かにラックとオザワの関係は『月はどっちに出ている』を連想させたし、異国で彷徨う感じは黒沢清の『旅のおわり、世界のはじまり』を思い出した。

いくらでもトンデモ作品になりそうなところを、絶妙で独特なバランスで成り立たせてみせているという点で才能は確かなものがあるでしょう。好きかどうかは別にして。

個人的にはけっこう好きな方だった。今度はスクリーンでちゃんと観たい。
デニロ

デニロの感想・評価

3.5
上映時間3時間超の映画は辛い。時々こういう作品が出てくるが、肉体的にも辛いし、時間を捻出するのも辛い。本作はテアトル新宿の終了寸前に観た。

トランジットでバンコクの空港に数時間いたことがある。タイの経験はそれくらいだ。空港内やタイ航空の客室はやさしい雰囲気に包まれていたけれど。

演じる人々が知らない人ばかりなので誰が誰やら判らなくなってしまった前半。いや、タイの女の子ではなくて、日本人の男。俳優の顔というのは記号として役に立っているのだなと、つくづく思った。

タイに出掛けて訳の分からないことをしている日本人。本当にいるんだろうな。タイの女の子勢揃いの場面は、かつての深夜テレビ番組を思い出させてくれた。
極楽蝶

極楽蝶の感想・評価

3.5
バンコクのタニヤに行ったことがあるとより楽しめる作品^_^
タニヤの女の子たちが話していると、皆んな田舎の家族のために一所懸命なので、今流行りのジェンダーだけでは解決できない問題があるように感じるなぁ(ジェンダーの問題は否定はしませんよぉ)。
タイ、ラオス、ベトナムの田舎の風景の美しさもこの作品の魅力ですねぇ^_^ 夕焼けの空が真っ赤に染まるのは、特に美しい^_^ コロナ禍が明けたらこんな田舎に行ってみよう^_^
こちらの柔らかい部分におもいっきり触れてくるので観念しながら見た。その触れ方が最高に好きなやり方だったせいで、映画が終わる時なんで終わっちゃうのって小児みたいに泣いた。心にはまだ異物感が残ってる。口内炎みたく気になってそこずっとペロペロしてる。何がどう素晴らしかったのかを国語で確認する力は失った。ペロペロするしかできない。これは深刻な映画だ。
バンコクの歓楽街で働くタイ人娼婦と日本人の男達の旅を描いたロードムービー。

正直、話は分かるような分からないような感じだったが、“ここではない何処か”といった無国籍な雰囲気を味わえた。

昨晩観たメイキングの答え合わせをするような、不思議な感覚も同時に味わった。
昨日の『サウダーヂ』とは打って変わって、1970年以降の北米と東ユーラシアの映画全部入りで楽しい(ほぼニューシネマだけど)。そしてナナゲイはバンコクのように暑い……。
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