このレビューはネタバレを含みます
過酷な家庭環境で育った主人公と、その環境を作り出したダメ親父との絆を描く実話。
主人公の子ども時代の回想と、親の支配を離れた現在とを交互に見せる。
この親父は子ども4人もいるのに定職にも就かず、家を転々としてアル中という。
母親も絵を描きたくて、子どもは二の次という感じで、子ども達は徐々に親の元を離れたいと思い始めるが、これを父親は許さなかったという話。
主人公は努力した結果、NYの新聞でコラムを書くようになり、婚約者も出来て、どうやってあのクレイジーな父親に報告するか•••っていうあのシーンは胃が痛かったな。
最後こそ亡くなる前に会いに行って良かった風に終わるけども、どんだけダメな親でも親は親だよなって話だったんだな。
最後こそああいう終わり方だったけど、ほとんどずっと重苦しくて疲れた。