シャンチーの監督ということで、ショートタームに続き見てみました!
自分の父親も最低の人間だから(ここまで分かりやすく最低だったり突飛だったりはしないけど)、家族ゆえに離れられない苦痛とか色んなところが嫌になる程共感できた。
この映画(というか実話)では許すことで終わっていたけど、自分の場合は永遠に許したくないなという思いは変わらなかった。
良いところを振り返って、許すことが一番だなんて思えないんだよね。だって良いところはサイコパスでもない限り、誰にだってある。良いところがない人なんていなくて、良いところがあるのは当たり前だから。それに対して、どれほど良さを打ち消すほど酷い人間かどうか。
と同時にもしかしたら自分もいつか大人になって余裕ができてきたら、時とともに許してしまうのかなとも思ったけど。
この家族は良い見方をできて、許すことで幸せになれたんだからそれで良いし、何より死を近くしてようやく後悔してくれた部分が大きかったなって。自分の父親の場合、ずっとどんなときも後悔したり反省したり、罪悪感を抱いてくれないところが何より憎くて、そんな人許せないなって。
とにかく自分にとって何が一番かは人それぞれで、この家族のように前に進むうえで明るい見方をするのも一つの道だけど、許さずに前に進むこともできると信じたい。
あとはヒップスターもみたいな✨