トシオ88

妖怪百物語のトシオ88のレビュー・感想・評価

妖怪百物語(1968年製作の映画)
3.7
昭和43年の大映作品。既に大映の経営が傾き始めていた頃かと。当時若手売り出し中のアデランス藤巻潤、連想ゲーム坪内ミキ子、軽井沢夫人高田美和♥️、そしてシンゴジラ平泉征(最初若すぎてわからなかった😆)となかなかのキャスト。
妖怪は途中チラチラと出てくるものの、どちらかというと勧善懲悪のドラマが進行。
しかし最後は悪巧みを図っていた寺社奉行は妖怪たちの乱舞に発狂して幕。寺社奉行の屋敷をあとにする無数の妖怪たちの百鬼夜行が素晴らしいイメージ👻
跳んだり跳ねたりトンボをうったり、妖怪たちの楽しげな姿を見てるとこちらまで楽しく、そして何だか胸が熱くなりました😃
肝心の百物語に出てくる妖怪は、土転び、ろくろ首、のっぺら坊各々にショートストーリーが展開されますが、特にろくろくろ首の出てくる置いてけ堀😨の話が秀逸かと。
妖怪はまさに日本の宝だなぁと改めて認識しました👻😃
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