ま

猛獣大脱走のまのレビュー・感想・評価

猛獣大脱走(1983年製作の映画)
3.1
イタリアのアニマルパニックホラー映画(1983年作)。

動物園の動物たちが何らかの影響で凶暴化。虎が人を襲い、像が電気系統をぶっ壊し空港に乱入、ネズミの大群がカー〇ックス中のカップルに襲い掛かる!

本作の凄いところというか興味を惹かれたところが、登場する動物がCGなしでなんと本物らしい。一体どうやって撮影したんだというか、猛獣相手に結構危険なシーンが多数。

冒頭ライオンに解体した馬の餌をやるシーンが妙に生々しかったり(本物の馬の死骸?)、動物に人が襲われるシーンが血まみれだったりとホラー・グロ要素も結構強い。

普段可愛い~って見ている動物も野性を取り戻せば、そりゃデカイし怖いですよねって話。チーターが町中で車を追いかけるシーンで、車に追い付いちゃうところはテンション上がりました。

ラストの展開もそうだけどパニック映画かと思ったら普通にホラーでした。命がけの撮影やリアル感を出すところは職人魂を感じた。
ま