期待してなかったせいか案外と良かった。
ブラック?な企業に勤める青年が限界を感じで電車に飛び込もうとしたところを同級生を名乗る男に救われて…。
数字と結果にこだわるのは直近の上司のせいだけではなくて、企業、ひいては社会の構造そのもの?
そんな構造から飛び出してみれば、怒鳴り散らしてる上司はなんだか香ばしい臭いのするただのおっさんだし、仕事先の嫌味な担当者も変なおっさんでしかない訳だし。
要はパラダイムの問題?
年老いたお婆さんに駅員が特急に乗れと勧めたら、時間はあるから必要ないし、乗る時間が短いのに何で料金が高いのかと逆に怒られたという笑い話を思い出した。
仕事は辞めるとクセになる気もするけど、喧嘩の時のナイフみたいな感じでいつでも辞められる、みたいな切り札的な覚悟は必要なのかな。
作中の…
会社を辞めるってそんなに簡単じゃない!
お前が今思ってる、会社辞めるより簡単なことって何?
…は何とも心に残った。
会社もそうだけど学校も同じなことを悩める学生さんに伝えてほしい。
ちょっと今から学校辞めてくる。
…いじめに体罰…むしろ会社が学校化してしまっているのかな。