『五日物語』はグリム童話よりも古い、ナポリ語で書かれた童話なんだそうですが、エロとブラックで大人向きの物語でした。
昔はこんな話、子供に読み聞かせていたのだろうか？
やっぱりお嫁に行く貴族のお姫様の性教育本みたいな感じだったのかな（そこまでエロくはないですが）。
「３つの王国と３人の女」という副題ですが、３つの国は映画の中では単に隣接してるだけで、それ以上の繋がりはありませんでした。
ノミをペットにする王様の話が出てくるのですが、という事はペストが流行った時代の童話なのかな？
衣装やお城は、私はサロマ・ハエックが着ていたドレスやお城が一番好きでした。
ロケ地のお城はイタリアというより、スペインっぽかったですが。
この時代のコスチュームが好きな人は観る価値があるかもしれませんが、
お話的にはそれぞれ単発の短いお話だったので、ふーんという感じでした。
