のりちり

五日物語 3つの王国と3人の女ののりちりのレビュー・感想・評価

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3つの国で成り立つ世界。
1つめの国の王妃は、子供が欲しくてしかたがない。
2つめの国の姉妹は、若さと富が欲しくてしかたがない。
3つめの国の王女は、良い相手と結婚したくてしかたがない。

それぞれの国の女性の願いは叶う。
叶うけれど、思ったようにはうまくいかなかった。
願いは人を押しのけてまで叶えるものではないという戒めか。

1つめの国の王様は犠牲なったのに、それもしかたあるまいと思われて、この国の中の王様では1番可愛そうだった。
2つめの国の王様は、ただの女好き。
この王様には何も罰はないのか?
3つめの王様は、自分の変な趣味のために娘が犠牲になり、王座から降ろされたが、娘は生きている。

おとぎ話のような話に良い話など、きっとないのだと思う。
地道に生きよう!
のりちり

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