Kohtaro

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のKohtaroのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

ドラえもんの映画シリーズに新たな名作が追加されたと思います。実際30作品以上あるドラえもんの映画史上最も興行収入が良かったらしいです。

脚本に中弛みは無く、伏線の張り方はかなり巧妙でした。また感動シーンの演出もよく、のび太とドラえもんの時を超える友情といった主題もはっきりしています。南極に対するうんちくが多いのも子供向け映画として教育的に良いですよね。

個人的にはサントラがすごく好きでした。主張の激しいサントラで好き嫌いが分かれてしまうところかもしれないのですが。

ひみつ道具とその使い方も良かったです。氷ざいくごては圧巻の存在感を放っていて欲しくなるし、犬に化けるピーヒョロロープは昔南極点を目指した日本人の白瀬矗へのリスペクトが感じられるし。コエカタマリンとか、かべがみハウスとかちょっとマイナーどころが出てくるのも懐かしくて嬉しくなりました。

結局舞台がアトランティスではなかったというのは他のドラえもん映画作品でアトランティスがすでに扱われてたからだと思います。旧作を踏まえた設定は昔ドラえもんで育ってきた1人としてニヤニヤして見てました。
Kohtaro

Kohtaro