【記念すべき2021年1本目】
2021年元日公開の新感染半島を観るために本作を鑑賞。
ある父と娘。釜山にいる母の元へと行きたいと縋る娘スーアン。父ソクウーは仕事の忙しさを言い訳に渋る。結局スーアンの押しに負け釜山へと向かう新感線に乗る…
その出発間際…奇妙な動きをした乗客が乗り込んで…。
パンデミックの幕開け。次々と人が噛まれ感染し、車内はパニックに陥る。
妊婦とその夫、サラリーマン、野球部員、おばあちゃん姉妹、様々な人が乗っている車内で次々と人が感染していく。悲しみの連鎖。
何処へ行っても恐怖が訪れ、緊迫感が終始ある。
人間VSゾンビのはずが、お前たちは感染してるのではないか？という身勝手な疑いによって人間VS人間へとなっていく姿はコロナ禍の今の世界と繋がるところも。
それでもゾンビたちと必死に戦い生き延びようとする緊迫感のあるシーンは見もの。
途中ほんと切なくて涙を浮かべるシーンも。
キャスト良し、ストーリー良し、演出良しととても整ったいい映画だなと感じた。
新感染・半島ファイナルステージが楽しみ。
