新感染 ファイナル・エクスプレスのあかのネタバレレビュー・内容・結末

2017年 75本目

新幹線という閉鎖空間の中でのゾンビ映画。銃もなく、使うはバットと己のステゴロのみという状況の中、旦那さんマッチョやし強すぎて最高やし、その最後も泣けるけどここがピークっていう感じ。

主人公は息子と自分が助かればそれでいいっていう利己的な考えから、最後は利他的な行動をとるっていう結末は、全然良いけど、そこの見せ方がゾンビと取っ組み合いになって噛まれて、最後は飛び降りて死ぬっていうのが少しカタルシスが微妙。

妊婦さんがまさに死ぬっていう緊迫感をもっと出してからのほうが主人公の利他的な行動がより象徴的になるような。

あとは、ドラマ展開が少しくどくて、泣けるシーンの時に流れる音楽が露骨。

とはいえ、線路でのゾンビの大群が迫ってくるシーンは圧巻だし、妊婦さん役の人も可愛いし最高な映画でした。あと、主人公が羽生くんに似てるような。

個人的には、ゾンビそれ自体が本当に怖くて、大泉洋の演技も最高だったアイアムヒーローのほうが好きです。