あぁ…いいな…
おいらこんなパパァが欲しいや。
『実は結構前に観てた』シリーズ第2弾。
たとえ家族に割く時間が短くて、子どものことをあまりわかってなくても、こんなパパァだったら一生一緒にいてくれやです。
韓国映画は初めてでしたが、めちゃくちゃ良かった。
真面目なゾンビものを観たのも久しぶりでしたし、その中でもトップレベルに素晴らしい作品でした。
ゾンビ映画でここまで感動したのは初めてかも…(。•́ωก̀。)
また、基本的に駅から出ず、電車内、ホーム、線路という限られたスペースだけで話が進んでいくのも面白い。
「電車内ゾンビ」という、ミラジョヴォヴィッチぐらいしか対処できなさそうなシュチュエーション。
そこになんの戦闘力もないクソ真面目な一般人が置かれるという…どう考えても不利な状況でなんとか生き延びようとする彼らの姿から目が離せないし、手に汗握りました。
アクションはありますがあくまでドラマ重視。
そもそもこの映画にゾンビを殺すという概念がほぼない気がする…w
脳破壊で活動停止というゾンビ映画のお約束はこの映画にも通用するのかな?w
しかしゾンビ映画ならではの人間ドラマはほんとによくできてる。
腐敗した世界でやっと見え始める人間の本性。
誰もが我先にと逃げる中、他人を助ける者、犠牲にするものが現れる…
正義とクズ。
ゾンビものには付き物ですが、この映画はあからさまにきっちり分かれていて、気持ちいいぐらいに悪を恨めたし正義に惚れました。
愛する人を思う気持ちが起こさせる感動的な展開がいくつもあって、それが一つ一つ上手。
そうやって感情が高まった末にあのラストはもう鳥肌でした…(TT)
人への愛情って力強くて美しい…!