男の子だと思ったんですよ、そしたらその子供がスカートをはいて登場するもんだからわたしは目を疑いましたよ。
にわかには信じがたい光景でした。
もちろんすぐには信じませんでした。
スカートをはいている男の子だっているかもしれないし。
しかし映画内でその子供を娘と表現するシーンをみてようやく確信しました。
あ、女の子なんだ、って。
そんな女の子、お世辞にも可愛いとは言えないのですが演技は頑張っていましたね、立派でしたよ
その女の子の父親、自己中な上に感情を失いかけている、働くことしか能がないロボットのような男でしたが、徐々に他人のことも考えるようになり、少しずつ感情を取り戻していき、ラストの散り方もお見事でした。
ふとマッチョのユーモア好きでした。パワフルで強くてとにかく最高。彼もまた素敵な散り方でしたねえ。
マッチョの奥さん好きでした。可愛い。動けるたくましい妊婦。女性の強さを見せつけられました。
野球部カップルは…まあ良しとして、あとはバス常務。あいつはダメだ。人間失格。
ただあの極限状態に身を置いたら、自分もあんな風になるんじゃないかなあという気がして、自分のことが嫌になりました笑( ˙-˙ )
老人姉妹の妹はなんでゾンビを解き放ったんだろ。姉がやられて自分もゾンビになりまーすの感情はわからんでもないし、ピーチクパーチクうるさい他の人々に嫌気がさして、全員食われちまえばいい!って発想もわからなくはないけど…うーむ…
とまあ登場人物の個性やら背景やらが細かく描かれているのが良かったですね。
こんなに登場人物について色々かけるゾンビ映画なんて、あんまりないんじゃないかなー
あとはゾンビの描き方に今までのゾンビ映画にない特徴があって面白かった。
暗いところで見えなくなるとか、見えないと大人しくなるとか、動き方とかスピードとかあんまり見たことないニュータイプゾンビ。
良かったですね〜
誰かのためにあなたはどこまで自分を犠牲にできますか?
と問われている気がした。
すまない、おれはやっぱり自分のことを1番に考えちまいそうだよ!!情けなし!!