このレビューはネタバレを含みます
全体的に「そうじゃないんだよお父さん!!!!」と「やっぱりテメーやりやがったな!わかってたけどさ!」が交互に来る映画。主人公も悪役も演技が秀逸過ぎて嫌悪感を抱く時がある。
ストーリー的には時流を反映していて、とてもリアリティがある上に人々の行動原理も理解出来る。パニックホラーが現代で起こったらどうなるかを追求した作品だと感じる。
この映画では、主人公の娘さんに感情移入し過ぎてしまって冷静に見ていられなかったが、映像も綺麗だと思う。
あとおじさんがLv.99過ぎて前世でゾンビと戦っていましたよね?と思う。口は悪いが良い人。野球少年は最後彼女と共に過ごすことを選んだのが彼らしい。私だったら後ろからあいつを殴ってる。
最後生き残ったのが幸か不幸か分からないオチ。これ結局全土滅亡しているんじゃないか…と推測しているが、あとは観た人の感性に委ねるスタイル。後味はあまり宜しくないが、余韻の感じは嫌いじゃない。
ワーカーホリックなお父さんに見せて反面教師にしてほしい。
物と金だけあれば良いって訳じゃないからね!!!あと約束は死んでも守って!!と言う気持ちになりました。