一言で言うとエネルギー革命のお話。
〝人間は自然を自由に扱える〟との400年前からのお伽話の残骸を確かめ、今の現状を知り、今何をすべきなのかを言及する今の時代に必要な作品ということは言えるでしょう。

「雇用vs環境」「経済vs地球」という昔ながらの論争が徐々に消えていっている世の中。
気候変動の抑制の中心が〝ホッキョクグマ〟ではなく我々〝人間〟である事を忘れてはならない。身勝手で貧欲で目先のことしか見えない〝人間〟が起こしたことであり、それは決して先住民だけの問題ではない事にようやく我々も気づき始めた。
それは良い事であって、今からでも間に合うかもしれない。自然を支配するのではなく、我々は自然の一部である事を忘れてはいけない。

この作品を観て、どう思うかは人それぞれだが一度観ておいた方が良いドキュメンタリー作品かもしれません。

カナダ勢が制作。
エネルギー問題を環境への配慮を主軸に掘り起こした、ドキュメンタリー作品。
非常に勉強になった。日本ではどうすべきか、という学びの一歩目を踏み出すことができた。
これは現代を知るための礎として多くの人に勧めたい。

運営の方タイトル追加ありがとうございます。

地球がおかしくなっている、ということを実は多くの人は心の奥底で理解している。だけどほとんど大多数の人はその事に関して無関心。
「私たちの世代まではもつでしょう」と。
そしていつも皆んなが気にしていることは政治家の不倫スキャンダルが許せないとかインスタにどんな写真が映えるかとかそういうこと。人生を楽しく過ごすことはもちろん大事。だけど”今”をあまりにも生きすぎてしまうとその代償はあまりも大きすぎる。私たち世代が搾取して消耗して積みあげてしまったツケを次世代の人たちに払わせるの？ そのことが多くの人の中で今後もっと関心事として定着してほしい。そのためには知ってほしい、私たちが生きている”今”がどういう状況に立っていて、残された時間がどれほどわずかなのかを。