エアール

エルネストのエアールのレビュー・感想・評価

エルネスト(2017年製作の映画)
3.4
キューバ革命の英雄といえばチェ・ゲバラ、そんな彼のファーストネーム”エルネスト”を戦士名として与えられた1人の日系人の存在
ーー医師になるのを志した1人の青年 フレディ・前村。
チェと同じく、ボリビア戦線にて25歳という若さで命を落としてしまう彼の生き様を通して
自由の大切さ、誇り、信念を貫き通すことの尊さを学ぶ。

フレディ演じたオダジョーさん、
すっかりなりきってまして 笑
言語の壁もなんのその、
撮影のために過酷な減量と見事な芝居を披露してましたね。

さて、1958〜1970年
ゲバラ少佐の広島訪問、
故郷ボリビアを発ちキューバにあるハバナ国立大の医学部へ進学するフレディら
ーーこれではれて医学生、
勉学に励む日々、
ソ連とキューバ、そして米によるキューバ危機、
最高指導者 フィデル・カストロからの通達、
勉学から離れ軍事訓練に臨む医学生ら、
チェとフレディの出会い、
心境の変化と国政、
ボリビアへの派遣とインターン資格、
チェ部隊へ入隊とボリビア軍事政権、…。


自由のためなら
名誉のためと同じように
生命を賭けることもできるし
また賭けねばならない…
自由を賭けた戦いこそが、数ある戦いの中でも最も美しいものなのだ。
医者を目指し、愛と自由を心から求めた優秀な男 フレディ
彼の闘いとその生き様をしかと目に焼き付けたい。

ルイサ演じたジゼル・ロミンチャル、ラテン系もgood!!
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