smmt705

ゴダールの映画史 第8章 徴(しるし)は至る所にのsmmt705のレビュー・感想・評価

-
ゴダールのパートナーであるミエヴィルとゴダール自身に捧げられる章。アルバム『the sea』の第8曲のケティル・ビョルンスタの曲から始まる。穏やかな豊かな音。「誠実さしか 解決はない」

愛。他の何か。銀河。閉じ込められた苦しみ。『怒りの日』。無。追放された行商人。『市民ケーン』。文章。人類。圧政。愛される内側と外側。そして映画は何も恐れない。

「映画は時に守られたのではなく、時を守っていた」

映画への希望があるに違いないと思った。最後の章はまとめる事は出来ないにしても、表には現れない感情が沢山散りばめられていた。
smmt705

smmt705