みんなそれぞれのバックグラウンドがあって生活があって、それを自然体で見せてくれる街の人々が、観ているとどんどん愛おしくなってくる。
百貨店やスーパーやチェーン店ばかりではなく、
個人経営の専門店がちゃんと求められて機能している街はすてき。
自分の住む田舎町もまだそういう店が残っていて、
あのお店のおじさんがいつも元気で安心したり、ネットではなく直接買いに行こうと思えたりするから、
この町が好きでいられるんだな。
この映画の時代までではなく、2018年にパリに行った時も専門店が多く感じた。
チーズ屋さんでどんなのが好みか話して試食させてもらってコミュニケーションしながら買い物したのが観光地よりもずっと印象的で良い思い出。