りえあおき

ダゲール街の人々のりえあおきのレビュー・感想・評価

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)
3.0
かつては日本にも豆腐屋さん魚屋さん…、職人が営む個人店が地域ごとに様々あって 、 時には店主、時には客になったりしていたけど、今はどうだろうか。など思った。

街や生活の切り取り方、 人の顔や手元のアップなど。オーソドックスなようで 繋いでみるとヴァルダでしかない映像。

ドキュメンタリーかと思っていたら、中盤の奇術師のあたりから ヴァルダらしい 編集になり、あ、これやっぱり映画だった?と にやにやする。

本編の終わりに 本人から これはルポか?エッセイか?映画か?という独白がなげかけられる。面白い。