いくた

スプリットのいくたのレビュー・感想・評価

スプリット(2017年製作の映画)
3.0
●23の人格を持つ誘拐犯

「アンブレイカブル」続編。シャマランユニバース、3部作の2作目にあたる。

▶感想
J・マカヴォイの怪演

スローテンポでオチの弱い内容にがっかり。「アンブレイカブル」の続編として観た時点で、この作品のサプライズは無いに等しいのかもしれない。

冗長な中盤に何度も飽きて、一週間くらいかけて観た。これは最近のシャマランどうなの?と言われても仕方ない。

売り出し方は、ワンシチュエーションのサスペンスのような感じがして期待したが、実際はかなり中途半端な感じがする。スリラーやホラーとして見ても、かなり弱い。

結局、単なる"ヴィラン誕生譚"に収まっている。単体作品としての魅力は薄い。

アニャ・テイラー=ジョイが若い。

マカヴォイの人格によって、話し方を変えるのが上手すぎる。映画を吹き替えで観てはならない理由がここにある。
いくた

いくた