スリラー系を続けて。
学校で孤独に過ごす女子高生ケイシー(アニャ・テイラー・ジョイ)は、クラスメイトの誕生会の帰りにクレア、マルシアと共に誘拐されてしまう。窓の無い部屋に監禁された彼女たちの前に現れる誘拐犯(ジェームズ・マカヴォイ)は、都度様子が変わることから、ケイシーは彼が多重人格症であることに気がつく。
うーん、正直あんまり面白くなかった。
結構評価高めだったので期待し過ぎたのか、めちゃくちゃ肩透かしをくらってしまった。『アンブレイカブル』を観ておけば少し変わったのか…。
ジェームズ・マカヴォイの多重人格(解離性同一障害)の演技は凄まじかった。人格ごとに顔つきまで変わって見えるし、表情や話し方は完全に別人だった!
そしてアニャちゃんは相変わらず超可愛い。
なんだけど、全体的に緊張感が薄いのと、「…それで?」って感じの連続だし、なんだか観ていてブツ切り感を感じてしまってノリきれなかった。
ケビンにもケイシーにもつらい背景があるのはよくわかったけど、もう少し展開なり説明が欲しかったかな。
テーマは全然嫌いじゃないんだけどな〜。